ホンモノとニセモノ

  • 2019.03.10 Sunday
  • 13:55

●フェイク=fake=「偽物」「贋作」と役されます。ジャズの世界でも

この言葉はよく使われます。

特にシンガーの世界ではこのフェイクは毎日のように聴きます。

 JAZZですからリズムフェイクしたり、メロディフェイクすることは

「あり」でしょうが……。

本来のテーマメロディを「おざなり」にしているような「歌い手」

 聴いていて「気持ちのいい」ものではありません。

ナットキングコールを聴いても ほとんど「フェイク」はなく

「まっすぐ」に歌っています。リズムにしても決してレイトバック

しない。(ラストテーマではたまにありますが)或いは

「ロックのレジェンド」 のロッドスチュアートの

「アメリカングレイトソング」もスタンダードを網羅しています

 が全くフェイクすることなく歌い上げています。

しかもほとんどレイトバックしない。 聴いていて「安心感」を

覚えます。 ジュエリーの世界でもやはり本物の石にはパワー

あります。 フェイクジュエリーでは絶対に出せない「魅力」が

あります。本物を身に着けることでその人の表情や立ち居振る舞いが

変わります。ガラス玉やスワロフスキーではそうはいきません。

本物の力ですね。小さくても本物をつけている女性は輝いて

 見えます。歌もやはり「作曲者」へのリスペクトが必要だと思います。

まっすぐにフェイクせずに歌って、いかにスゥィング感が出せるか

否か…。ですね。

 

パフォーマンスとエンタテイメント

  • 2018.03.26 Monday
  • 12:55

昨晩3/25(日)のBasin Streetのライブで多くを学んだ。

「上新友祐」のライブパフォーマンスでした。久しぶりに演奏者側とお客様側とが

「一体」になったいいライブだった。僕自身は俗に言う「JAZZ畑」の演奏者であるが

昨晩はJAZZでは得ようもない「一体感」「楽しさ」「緊張感」に包まれましたね。

JAZZは本来「酒場の音楽」であったり「ダンスの音楽」であったのだがJAZZが

現代になって「アカデミック」になってしまって敷居が高くなってしまった様に思う。

日本のみならず世界各国でも音大にはジャズ科なるものもできている。

それはJAZZの中に「即興」があり「和声」があり「理論」に匹敵するものがあったが故

ではあるが、理論なんてものは「後付け」であり「学問」である。ミュージシャンとして

「理論」を勉強するのは「必須」ではあるがそれに埋没してしまうと音楽自体が本当に

本来の目的を逸脱してしまう。

語弊があるかもしれないが「面白くない音楽」になったように思う。

どうしてなのか?………!原因は……?

それはやはり「巷」で音楽を提供する「LIVEハウス」と「ミュージシャン」にあるように

思うのである。言葉で表すと以下のようになる。

「外=お客様(オーディエンス)」に向いているか…。

「内=「演奏者本人とライブハウス自体」に向いているか……。

の違いだと思う。

「内」に向いた音楽の場合、そこには「オーディエンス」が存在しない。

必死になって内省的に勉強してきたJAZZミュージシャンにせよ、評論的にJazzを

説明するライブハウスのオーナーにせよ表には出さないが、

要は「俺の、俺たちの提供する音楽を聴け」的な言葉にはない雰囲気が漂っている。

そんな「お仕着せがましい音楽」なんて誰も聴きたくはないはずである。

内省的に努力したりするのはおおいに結構ではあるがお客様に向けるなといいたい。

昨日の「上新友祐」は違った。全て「お客様」に対して自分のあらんかぎりのモノを

提供しお客様を参加させ、楽しませる。完全に外に向けてのパフォーマンスでした。

彼は自分の音楽をどこに向けるのか…?を完全に理解しているエンタティナーである。

本当にインスパイヤーされた昨夜のライブだった。彼にそしてお客様に感謝です。

 

 

 

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    神戸JAZZを世界に

    • 2017.09.25 Monday
    • 14:47

    神戸JAZZ界にとっての朗報です。

    6月に放送されたNHK-FMラジオ「神戸ジャズウィーク」の再放送(初回放送を含めて4回目)

    が決まりました。 今回は「関西発ラジオ深夜便」午前2時台の枠で、FM放送に加え、

    ラジオ第1放送国際放送「NHKワールド・ラジオ日本」での3波同時放送となります。

    再放送に当たり、全体の構成を見直され、未放送の楽曲を新たに盛り込むなど、

    番組は再構成されております。Basin Streetのお客様とミュージシャンが一体となった収録

    ですのでとても面白いと思います。

     放送日時と出演者(敬称略)は、以下の通りです。

     10/6(金)深夜、午前2時台

    小柳淳子vo、石川武司pf、佐々木健太b、東敏之ds、小曽根実(インタビューのみ)

     10/13(金)深夜、午前2時台

    河田健as、畑ひろしg、佐々木健太b、東敏之ds

    11/3(金)深夜、午前2時台

    キャンディー・浅田vo、安藤義則pf、河田健as

     11/10(金)深夜、午前2時台

    石川武司pf、田村太一g

     12/1(金)深夜、午前2時台

    石川武司pf、佐々木健太b、高野正明ds、川達彦vo/g

    収録当時プロデューサーで現在NHK旭川し放送局長の「星野 豊」氏いわくいままでの経験でも、

    これだけ多くの放送機会を得られた番組はないとのことです。

    今回は世界にライブ模様が放送されるわけです。

    みなさんのライブ・パフォーマンスが素晴らしかったことに加え、

    客席の反応も含めて、ライブならではの臨場感が収録できたことが、

    度重なる再放送につながっているのだということです。

     Basin Street オーナー 川崎達彦

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      巷のボーカリストに物申す

      • 2017.01.09 Monday
      • 16:01

      神戸、大阪、京都で、いや全国で歌っているボーカリストにもの申す。

      毎日のように色々なボーカル(特に女性ボーカル)をライブできいていますが、涙するほどの感動を覚えたことがこの11年間で3〜4回しかないのが現実です。ただ、お客様を含めて「とても楽しく聴けた」という経験は多々あります。元々、JAZZのライブなんてのは「酒場の音楽」ですから、気楽に考えて「楽しめれば良いのですがね」。ライブハウスでのJAZZの楽しみ方については、オーディエンスであるお客様のことなので今回は割愛して次回にでも書こうと思います。

      今回はボーカリストについてのみ意見します。批判があれば受け付けますが、あくまで私の「私見」なのであしからず。さて、どこのライブハウスでもミュージックチャージをお客様から頂戴し、それによって「ギャラ」が発生している限り、本日のメインに立つシンガーには今夜のステージに対する「責任」があります。何故かと言えばそれが「生業でありお仕事」だからですよね。そこにはミュージシャンとしての或いはお客様を感動させたり、楽しませるプロフェッショナルとしての「矜持」のようなものが必要ではないでしょうか? 以下に羅列するのは私の思っている項目です。

      【物申す=これができなきゃシンガーではない】

      •  事前のボイストレーニングもせずに歌うな。
      • 全てのシンカーの事ではありませんが、トイレに入って必ず、リップトリルやタングトリルのボイトレをやっているシンガーが約半分くらいかな。こんな事言ってはなんですが、特にベースのミュージシャンでベテランと言われる人ほど店に早く来て「フィンガートレーニング」を必ず30分はやってますよ。
      •  譜面でコード譜だけを楽器ミュージシャンに渡すような奴は出入り禁止
      • I real bookのコード譜を拡大して旋律も何も書かれてないものを平気で渡す奴がいる。恥ずかしくないのか?といいたい。こっちとら「必死でコラボしよう」としているのだぞ、「なめるな音楽を」、それから突然有名な曲だからと言って「メモリー」でやってくれなど論外である。もちろん、準備していない「アンコール」の場合は別ですが、学生フォークの世界ならまだしも、たいがいにせなアカン。 
      •  MCで「生活感」を出しすぎるような話はするな。
      • ステージはエンタテイメント性が大切です。ほとんどの曲が「切ない恋の歌」や「抒情的な土地の歌」「労働の辛さの歌」です。そんな時、演奏の合間に洗濯の話や、どこそこの「ラーメンが旨かった」などの話をするな。お客様は音楽を聴きながらグラスを傾けているのであって、普段の生活とは別空間を楽しんでおられるわけです。そんな話が出たとたんに好むと好まざるに拘わらず「家庭」や「職場」を思ってしまい一挙に「興ざめ」なんですね。「場繋ぎ的なMC」はいらない。最後までエンタティナーに徹する事なんだけど……。
      • フェイクのやりすぎは結果「フェイクもん=にせもの」になるんじゃー。
      • You Tubeを見てほしい。ナンシーウイルソンの1964年のライブだ。
      • テーマをワンコーラスだけなのだが作曲者の旋律を忠実に守りつつ、素晴らしい情感を出しています。ラストコーラスの盛り上がりのところで少しだけ彼女のフェイクがあるがワンコーラスだけを精魂込めて歌ってます。アドリブも一切なし、デビュー当時の彼女の歌だ。もちろん彼女はライブハウス等ではスキャットもしていましたがバラードにおいてはおばあさんになっても「真っ直ぐに歌っていました」。チャラチャラと誰かの真似をしてフェイクだらけで歌っていることを「恥」と思わない事に問題がある。ひどいのは最終的に何の歌かわからなくなっているような「歌い手」は要りません。テーマ以上の素晴らしい「旋律」はないと思うのです。
      • 以下URL CTRLを押しながらクリックしてください)

      https://www.youtube.com/watch?v=QBmrDS2Zhaw

      • 7割くらいのシンガーは何らかの楽器はやっていますが3割くらいの人は要注意だね。カーメンマックレーやニーナシモン、エラ、サラは素晴らしいピアニストでもありました。男性で言えばナットキングコールを筆頭にサミーディビスもそうでした。白人になればあのクリスマスソングの作曲者のメルトーメも楽器奏者、マッドデニスもそうでした。歌を歌うのは楽器ができるというのがかなり必要な要素となるのですね。

      玉置浩二

      • 2016.12.06 Tuesday
      • 17:48

      ベースの「石川翔太」君のフェイスブックで彼が取り上げ感動した

      「玉置浩二」のパフォーマンス。素晴らしいの一言です。

      33年目エンタテイメントだ。東京フィルハーモニーとの共演。

      フルオーケストラに負けない彼の歌声とパフォーマンスに

      「鳥肌がたった」。神戸や大阪でプロとして活動している

      ミュージシャン達はこれを聴いてどう…思い、感じるのだろうか

      彼のオリジナル曲の「恋の予感」そしてベートーベンの「田園」➡

      「じれったい」➡「メロディ」➡「悲しみにさようなら」圧巻です

      みなさん是非、聴いてみてください。賛否はあるかも知れませんが、

      少なくとも僕は感動しました。

      https://www.youtube.com/watch?v=ZN_zEsXArvQ

       

      https://www.youtube.com/watch?v=w71H0fwQHLY